2025.04.03
ヨガとピラティスはどっちが痩せる?目的・効果の違いをもとにどっちがいいかも紹介

ピラティスに興味をお持ちの方のなかには、ヨガと比べてどちらが痩せるのか知りたい方もいるでしょう。
しかし、ピラティスとヨガには異なる目的と効果があり、向いている人もそれぞれです。
本記事ではピラティスとヨガの具体的な効果や向いている方、取り組む順番、効率的に痩せる方法などを解説します。
ピラティスのレッスンで効率よく痩せたい方は、少人数制ピラティス&ヨガスタジオ「Natura姪浜」へお越しください。
Natura姪浜ではプロのトレーナーのレッスンが受けられるうえ、分子栄養学をもとにした栄養指導も受けられます。
体験レッスンは2,200円(税込)から受講可能です。ピラティスのレッスンで痩せたい福岡在住の方はお気軽にお問い合わせください。
ピラティスの方が痩せやすいといえるが効果には個人差がある

結論、ヨガに比べるとピラティスの方が痩せやすいといえますが、効果には個人差があることを知っておきましょう。
ヨガは呼吸と瞑想により精神を安定させ、ストレッチングで心身を健康に保ちます。
ピラティスは独自の呼吸法とインナーマッスルトレーニングで、引き締まった身体を作る点が特徴です。
ヨガもピラティスも新陳代謝を向上させるため、美肌などさまざまな美容効果が期待できます。
一方、基礎代謝の向上の点ではピラティスの方が優れているため、痩せたい方におすすめのエクササイズです。
ピラティスの消費カロリー
ピラティスの消費カロリーは「METs(メッツ)」をもとに算出すると、1時間あたり150~200キロカロリー程度です。
METs(メッツ)は厚生労働省が定める身体活動・運動強度の単位で、消費カロリーは以下の計算式により算出されます。
【METs(メッツ)×体重(キログラム)×時間(hours)×1.05】
ピラティスのMETs(メッツ)は3.0のため、体重55kgの方が1時間エクササイズすると、以下のカロリーを消費する計算です。
【3.0(メッツ)×55(キロカロリー)×1(hours)×1.05】=173.25キロカロリー
上記は一般的なピラティスのレッスンをもとにした計算であり、マシンピラティスの場合はさらに高いカロリー消費が見込めます。
ただし、ピラティスで上記のカロリーを消費するためには、正しいフォームと呼吸を身につける必要があります。
自己流の誤ったフォームや呼吸では期待したカロリー消費が起こらないため、注意が必要です。
ヨガの消費カロリー
ヨガの消費カロリーはエクササイズの種類により異なります。
一般的なヨガのMETsは2.5のため、体重55キログラムの方が1時間エクササイズに取り組んだ際の消費カロリーは以下のように算出されます。
【2.5(メッツ)×55(キロカロリー)×1(hours)×1.05】=138.55キロカロリー
1990年代になりアメリカで運動量の多いパワーヨガが開発されました。
パワーヨガのMETsは4.0のため、体重55キログラムの方が1時間エクササイズに取り組んだ際の消費カロリーは以下のように算出されます。
【4.0(メッツ)×55(キロカロリー)×1(hours)×1.05】=221.05キロカロリー
単純に計算すると1時間エクササイズでピラティスはおよそ173キロカロリー、パワーヨガはおよそ221キロカロリー消費します。
数字だけ見るとパワーヨガの方が痩せやすいように思われるかもしれません。
ただし、パワーヨガは息があがるほど激しい運動のため、運動経験に乏しい方では1時間のレッスンは厳しいでしょう。
ピラティスとヨガに期待できる効果|ダイエット・リラックスには有効?

ピラティスとヨガはいずれもさまざまな美容効果が見込めるエクササイズです。
しかし、呼吸法に大きな違いがあるため、目的に応じて使いわけることが大切です。
ここでは、ピラティスとヨガに期待できる主な効果を解説します。
ピラティスの効果
ピラティスのレッスンに取り組むと期間別で以下の効果が見込めます。
- 1週間(レッスン1回目):身体の軽さ・リフレッシュ感
- 1ヶ月(レッスン4~5回):姿勢の改善・柔軟性の向上
- 3ヶ月(レッスン9~10回):筋力アップ・ボディバランスの向上
ピラティスは胸式呼吸で交感神経を優位に傾け、心身を活発化させる動的なエクササイズです。
そのため、レッスン初日から心身ともにリフレッシュし、身体が軽くなる効果が実感できます。
ピラティスのレッスンではインナーマッスルを中心に鍛えるため、1ヶ月が経過する頃には姿勢の改善や柔軟性の向上も期待できるでしょう。
レッスンを始めて3ヶ月が過ぎる頃には筋肉がつき始めるため、ボディバランスの向上やシェイプアップ効果も見込めます。
上記からわかるように、ピラティスはどちらかといえばダイエットに向いているエクササイズといえるでしょう。
ヨガの効果
ヨガにはどちらかといえばダイエットよりもリラックス効果が期待できます。
もともとヨガはインダス文明において、精神性を高める修行として開発された経緯があります。
ピラティスと大きく異なるのが、ヨガは腹式呼吸を行う静的なエクササイズである点です。
腹式呼吸は自律神経のうち交感神経を優位に傾け、心身をリラックスさせる作用があります。
心身がリラックスすると以下に挙げる効果が見込めます。
- 睡眠の質の向上
- ストレス発散
- 血行促進
- 新陳代謝アップ
- 冷えの改善など
また、腹式呼吸では横隔膜を大きく上下に動かすため、便秘の解消効果も見込めます。
ピラティスとヨガはどっちがいい?向き不向きを紹介

ピラティスとヨガはいずれも美容や健康に有益なエクササイズで、どちらがいいとは一概に断言できません。
ただ、目的に応じて次のように選び分けると良いでしょう。
それぞれについて詳しく解説します。
ピラティス|外見の変化(体型変化など)を求める方向け
ピラティスは外見の変化(体型変化など)を求める方に向いているエクササイズです。
胸式呼吸を用いる動的なエクササイズのピラティスは、心身を活発化させインナーマッスルを鍛える目的で行われます。
とくに全身から四肢(両手・両足)を除いた体幹部を鍛えると、姿勢の改善やダイエット効果を得やすくなります。
ピラティスは以下の方におすすめです。
- 姿勢を改善したい方
- バストアップ・ヒップアップしたい方
- ウエストを引き締めたい方
- 痩せやすい体質を目指したい方など
ピラティスのレッスンで姿勢が改善すれば骨盤がおきあがるため、バストアップやヒップアップにつながり、ウエストの見た目痩せ効果も見込めます。
体幹の筋力アップにより基礎代謝が向上すれば消費カロリーが増大するため、次第に痩せやすい体質に変わりやすくなります。
ヨガ|内面の変化(メンタルの安定など)を求める方向け
ヨガはどちらかといえば内面の変化(メンタル面の安定など)を求める方に向いているエクササイズです。
腹式呼吸を用いるヨガのエクササイズは心身を落ち着かせ、リラックスした気分になります。
ヨガは以下の方におすすめです。
- 仕事や家事でストレスが溜まっている方
- 産後や妊娠中の息抜きをしたい方
- 運動が得意ではない方
- 血行が悪い方など
ヨガのなかにはパワーヨガなどハードなレッスンもありますが、基本的にはゆったりとした動作が特徴のエクササイズです。
短期間でダイエット効果を得たい方には、ヨガよりもピラティスがおすすめといえるでしょう。
効果が出る期間については『セミパーソナルピラティススタジオWHY NOT』のブログ記事「ヨガとピラティスの違いを徹底解説」も参考になるので、ぜひご覧ください。
ダイエット目的の人必見!ピラティスの効果を高めるためのポイント

ダイエット目的であればヨガよりピラティスがおすすめですが、効果を高めるためには以下の3点を意識して取り組みましょう。
初心者なら正しい姿勢を身に付けることを一番に意識する
初心者の方がダイエット目的でピラティスに取り組む際には、正しい姿勢(フォーム)や呼吸を身につけることが欠かせません。
ピラティスはインナーマッスルを鍛えるエクササイズですが、姿勢(フォーム)が正しくないと目的の筋肉に加わる刺激が減少します。
誤った姿勢(フォーム)でのエクササイズはダイエットの効率を下げるだけでなく、けがのリスクを高めるため注意が必要です。
また、ピラティスは胸式呼吸を用いる動的なエクササイズです。
はじめに正しい呼吸法を身につけておくと交感神経が優位に傾いて心身が活発化し、ダイエット効果が高くなります。
正しい姿勢(フォーム)と呼吸を身につけたい初心者の方には、パーソナルレッスンがおすすめです。
慣れてきたら徐々に強度を上げて筋力を高める
ピラティスのレッスンに慣れてきたら徐々に運動強度を上げ、筋力アップに取り組むとダイエット効果が高くなります。
ダイエットを成功させるためには、「消費カロリー>摂取カロリー」の状態を保つのがポイントです。
消費カロリーのうち、およそ60%を基礎代謝が占めています。
つまり、ダイエットを成功させるためには基礎代謝を高めるのが近道です。
基礎代謝のおよそ2割を筋肉の活動が占めているため、筋力アップは痩せやすい体質に直結します。
マットピラティスに慣れてきたらマシンピラティスに取り組むなど、無理のない範囲で運動強度を上げるのがおすすめです。
マシンピラティスとマットピラティスのどちらを選ぶか詳しく見る
最低でも3ヶ月程度はレッスンを受け続ける
ダイエット目的の方がピラティスに取り組む際には、最低でも3ヶ月はレッスンを受け続けるのがポイントです。
ピラティスを受け始めてから効果を実感できるまでには個人差があり、特に外見の変化が現れるまでには早くて3ヶ月とある程度の期間がかかります。
人それぞれの代謝の程度や筋肉のつきやすさ、普段の運動習慣などが効果の出方に関わるためです。
ダイエットに限らず生活習慣の見直しによるQOLの改善やストレッチによる柔軟性の向上、筋力アップなどには少なくとも3ヶ月が必要と覚えておきましょう。
外見の変化を期待してピラティスを始めたい福岡の方はNatura姪浜をご利用ください
ヒップアップやウエストのサイズダウンなど、外見の変化を期待してピラティスを始めたい福岡在住の方は、Natura姪浜をご利用ください。
Natura姪浜はピラティスとヨガを中心としたコンディショニングスタジオです。
運動だけでなく栄養と休養にも着目し、自分史上最高の身体づくりをサポートします。
メディカル発想のアプローチで、けがなく無理なく目的に応じたトレーニングを続けられます。
姪浜駅から徒歩3分のアクセスのため、通いやすく便利な点もメリットの一つです。
プロスポーツ選手やトップアスリートへの指導経験も豊富なトレーナーの監修により、一人ひとりに最適なプログラムを提供できる点もNatura姪浜の強みです。
体験レッスンは2,200円(税込)から受講可能です。ピラティスのレッスンで外見の変化を目指したい福岡在住の方はお気軽にお問い合わせください。
福岡のピラティス&ヨガスタジオ・Natura姪浜で提供するレッスンを紹介

福岡のピラティス&ヨガスタジオ・Natura姪浜では、以下3つのレッスンコースを提供しています。
それぞれについて詳しく紹介します。
ヨガ・ピラティス グループマットクラス
コース名 | 料金(税込) |
---|---|
ヨガ・ピラティス グループマットクラス | 月4回 11,000円~ |
Natura姪浜のヨガ・ピラティス グループマットクラスは、最大で6名までの少人数セッションです。
身体の使い方のクセを見極めながら、インストラクターが一人ひとりに合わせてレッスンを進めます。
大人数のセッションでは正しいフォームでレッスンに取り組めているのか不安だった方におすすめのコースです。
レッスンがはじめての方やリフレッシュしたい方、柔軟性や体幹の筋力を高めたい方にもヨガ・ピラティス グループマットクラスが適しています。
ヨガ・ピラティス パーソナルコース
コース名 | 料金(税込) |
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ヨガ・ピラティス パーソナルコース | 月4回 35,200円~ |
ヨガ・ピラティス パーソナルコースは、インストラクターと1対1で行うセッションです。
プロのインストラクターが目的や要望に応じてオーダーメイドでプログラムを作成・指導を行うのが特徴です。
事前にカウンセリングを行ったうえで1人1人に合ったプログラムを作成するため、Natura姪浜が提供するプランのなかで最も効果を実感しやすいといえます。
短期間で効果を出したい方や本格的にレッスンに取り組みたい方、周りの目を気にせず集中したい方にはヨガ・ピラティス パーソナルコースがおすすめです。
ピラティス グループマシンクラス
コース名 | 料金(税込) |
---|---|
ピラティス グループマシンクラス | 月4回 14,850円~ |
ピラティス グループマシンクラスは専用の機器を用いて一人ひとりに最適な負荷をかけ、効率よく柔軟性や筋力を高められる点が特徴です。
グループマットクラスよりさらに少ない4名までのクラスのため、インストラクターの目が届く環境でレッスンに集中できます。
ピラティス グループマシンクラスはシェイプアップしたい方や姿勢を改善したい方におすすめのコースです。
また、マシンを用いたピラティスでは気になる箇所に負荷をかけられるため、部分痩せしたい方にも適しています。
より高い効果を見込むならピラティスと組み合わせて有酸素運動も行いましょう

効率よく痩せたい方はピラティスと組み合わせて有酸素運動も行うのがおすすめです。
有酸素運動は「ゼエゼエ・ハアハア」しない程度の運動を、比較的長い時間行うのが特徴です。
有酸素運動の初期には糖質が、20分程度が経過すると中性脂肪が運動エネルギーとして用いられます。
運動時間が長くなればなるほど脂肪燃焼効率が高まるため、ダイエットを成功させたい方はぜひ有酸素運動も取り入れましょう。
ピラティスのレッスンで成長ホルモンやアドレナリンの分泌を促進した後に有酸素運動を行うと、さらに脂肪燃焼を高められます。
脂肪燃焼が目的の場合はピラティスのレッスンを終えた後、20~30分の有酸素運動に取り組むのが効果的です。
ピラティスとヨガは順番に優先度はある?両方やってもいい?

ピラティスとヨガの順番はどちらでも構いませんし、両方やっても問題ありません。
エクササイズの目的や身体の柔軟性を考慮して取り組む順番を決めると良いでしょう。
身体が固い方はヨガで柔軟性を向上させてから、ピラティスで筋力アップに取り組むのが効率的です。
関節の可動域が広がると筋線維にかかる負荷が大きくなり、効率よく筋力や基礎代謝を高められます。
ヨガで精神力を高めると、ピラティスの際にも鍛える箇所を意識しやすくなる点がメリットの一つです。
一方、ピラティスで体幹が安定すると、ヨガの難しいポーズでもバランスを保ちやすくなります。
ピラティスとヨガはご自身の目的に合った方を選びましょう

ピラティスとヨガは自分の目的に合った方を選ぶのが基本です。
ダイエット目的の方はピラティスを、柔軟性の向上やリラックス目的の方はヨガを選ぶと良いでしょう。
ピラティスで痩せたい方は初期の段階で正しいフォームと呼吸を身につけ、少しずつ運動強度を高めるのが効果的です。
まずはパーソナルレッスンで正しいやり方を習得し、慣れてきたらマシンピラティスに移行する方法があります。
さらにダイエット効率を高めたい方はピラティスのレッスンの後、20~30分の有酸素運動を取り入れましょう。
ピラティスのレッスンで効率よく痩せたい方福岡在住の方は、少人数制ピラティス&ヨガスタジオ「Natura姪浜」へお越しください。
Natura姪浜ではトップアスリートを指導するトレーナー監修のレッスンをお手頃価格で提供しています。
体験レッスンは2,200円(税込)から受講できるため、気になる方はお気軽にお問い合わせください。