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2022.06.04

マインドフルネス瞑想って何?


マインドフルネスをやってみたい!瞑想って何だろう?など、マインドフルネスや瞑想について気になるけど、まだやったことがない…という方も多いのでは?ここでは、やり方や実践時間やメリットなどもわかりやすく解説いたします。


(1)FA(フォーカスト・アテンション)
瞑想はまず、一つのことに意識を向けることから始めます。これをマインドフルネスではFA(フォーカスト・アテンション)と言います。集中できていると、意識を向けている対象のことだけしか見えなく(考えなく)なります。

(2)OM(オープン・モニタリング)
一つのことに集中するトレーニングを続けていると、何かに集中しながらも、周囲の状況がわかるようになっていることに気づきます。これをOM(オープン・モニタリング)と言います。感覚的には視野が広がっていくような感じです。オススメはFAに取り組みながら次第にOMもできるようになるという方法です。一般的にFA → OMがうまく切り替えられるようになるまで何年もかかります。焦らずじっくりと続けましょう。


おススメの瞑想法

歩行瞑想

歩行瞑想の基本編です。ヨガマットを敷くなどして、畳1帖分くらいのスペースを定めます。基本はそのスペースをゆっくり往復します。靴下は脱ぎ、裸足で行うのが望ましいです。

Step1.姿勢を整える
・自分が歩く場所を決め、背筋を伸ばして立つ・目線は3~4メートル先を見ながら、半眼にする(半眼とは半分目を開いた状態。3メートルくらい先の床を見るイメージで視線を落とせば、自然と半眼に)・両手は体の前か後ろで組むpoint1:足元を見ると猫背になるので気をつけましょう。
  
Step2.歩行スタート
・ゆっくり歩き出し、足の裏の感覚に集中point1:「かかとが上がる」「つま先が上がる」など一歩の動作を細かく感じ取りながら行いましょう。point2:行進にならないよう注意。「かかとを上げる」など自分に命令しないよう気をつけましょう。  

Step3.方向を転換する
・ヨガマットや畳など目安のスペースの端に来たらひと呼吸・周りの景色を見ながら方向転換point1:止まる時はしっかり足を揃えて立ちましょう。こうした動きでも心が整います。


【時間の目安】畳一帖分スペースを1往復2分くらいかけて、ゆっくり歩く。何往復かはお好みでOK。【メリット】裸足で行うことで床の触り心地を感じることができます。この感触はとてもマインドフルなことです
【いつ行う?】屋内で行う基本編は狭い場所でできるので、料理前にキッチンで行ったり、洗濯前に洗面所で行ったりと、家事の前に取り入れるといいでしょう。
【慣れてきたら】足の裏に意識を向ける基本編に慣れたら、外でも足の裏の感覚を研ぎ澄ましてみましょう。靴を履いている時は、点字ブロックやマンホール、横断歩道などを足裏で感じ、公園や海岸など靴が脱げる時は、芝生や砂の感覚を感じてみましょう。


まとめ

マインドフルネスの瞑想が難しい時は、生活の場面で何かに意識を向けるだけでもOKです。例えば、お風呂でお湯が体を伝って落ちてゆく感覚や、歯磨きでブラシが歯に当たって汚れが落ちてゆく感覚などです。日常生活の中にはマインドフルネスのかけらがたくさんあります。難しいことは考えず、ふとした瞬間に気軽に実践してみてください。



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