2019.08.06
「東洋医学で美と健康を手に入れよう」
”美容鍼灸”って聞いたこと、実践されたことがある方いらっしゃるかと思います。
自分自身の本当の美しさを引き出すには、目に見える外側のケアだけでは実現しません。メンタルの安定、内臓など身体内部の健康を含めてトータルなケアをすることで自身が持っている本来の美しさが現れます。
姪浜リアンではお客様のトータルライフパートナーとして、ヨガピラティスだけにとどまらず、東洋医学、西洋医学の知識、 そしてそれに伴う最高の技術を併せ持ちながら末長く美しさを引き出すサポートをしていきたいと考えています。
今回、アークメディカルジャパン株式会社の
鍼灸師×アスレティックトレーナーとして活動している柴尾拓郎さんの「東洋医学と美容」についてコラムがスタートしました。是非ご覧ください!
現在、鹿児島のアーク鍼灸整骨院で4年ほど働かせていただいております。
熊本出身で、九州看護福祉大学を卒業後、
坂元代表を追っかけて鹿児島にやってきました。(笑)
今回から、鍼灸師として、東洋医学的な視点から、
健康や美容に関して皆様のお役に立てる情報をお届けできればと思います。
これから宜しくお願いします。
さて、
「そもそも東洋医学ってどんなもの?」
という方も多いのではないでしょうか。
東洋医学はなんとなくカラダにやさしそうなイメージ。
「きれいになれる」という評判も聞いた方もおられるでしょう。
西洋医学では、体重、血圧、血液成分など、体の状態を数値で表し、
その中で「この範囲におさまっていれば正常」という枠が設定されています。
患者さまが症状を訴えても、検査数値や画像に異常がなければ「治すところはありません」と言われてしまうことも少なくありません。
しかし、東洋医学では自覚症状を重視します。
不調は、カラダのバランスが崩れていることの現れと解釈し、
全体のバランスを整えることで問題の根本を改善しようとします。
「病院に行っても、対症療法的な薬を出されるだけ」
「病気というほどではないけれど、辛い時がある」
そんな症状こそ、東洋医学の得意分野です。
また、「美容」という観点も人それぞれではありますが、
表面だけ美しいのではなく、ココロとカラダのバランスが整い、
気血(カラダのエネルギー)が充実していることが、東洋医学的にも「美しい」状態として捉えられています。
例えば、すごく極端ですが、どれだけ女優さんでさえも、悪役を演じていたり、疲れ切っていたりするシーンでは、「わぁー!魅力的!!」とはなりにくですよね。
落ち込んでいたり、痛みを抱えていたりすることで自分に余裕がなくなると、全て表情や姿勢に現れてきます。
そのような、数値では測りにくい症状や状態をひっくるめてアプローチするのが東洋医学的な考え方です。
東洋医学のアプローチ法としては、はり・きゅう・漢方がよく用いられますが、
ご自身でのツボ押しや日頃のお食事などでも、症状や体質に合わせて対応が可能です。
今後、東洋医学的な考え方やアプローチ法などを定期的にアップしていきますので、
皆様楽しみにしていてくださいね♪